バイクに乗るときに常に使用しているヘルメット。実は意外にも汚れているものです。
長年手入れしていないケースでは、小傷の中の汚れが固まり、表面を磨いただけでは落ちにくい状態になっていることも。
そんな状況を避けるためにも日頃行う手入れは効果的。使用後にシェルを磨くだけでも寿命は伸びます。
内装は、特に夏場は意識的に洗浄するように心がけておくと、被るときに気持ちがいいものです。
〇シェル(帽体)のお手入れ
虫の死骸や排気汚れが小傷にたまっている場合があるので、まずは乾いたウェスで拭きます。汚れがひどいときは少々濡らしたウェスで拭き取ります。
その後コーティング、ツヤ出し効果があるスプレータイプのバイク用クリーナーワックスで仕上げましょう。
〇シールド
ひと昔のものと違いかんたんに外せるようになっています。ネジ留めを確認してみてください。
表面にはっ水処理、裏面に曇り止め対策。曇り止めは効果が短いので、使用頻度が高い人は、週に1度は施行しておいた方がよいでしょう。
お手軽なのがシートタイプの使い捨てクリーナー。表面を丁寧に拭いておきます。
汚れを落とした後は表面を撥水コーティングを施します。塗るだけで雨がつかないシールド用超撥水コーティングなら、走行中のみならず停車中でも雨がつかないので、雨を拭う必要もなく安全。スプレーし、付属のスポンジで伸ばす。何回かこの行程を繰り返して塗りこんでおきましょう。
シールドの裏側は、曇り止めをしておくと、汚れ防止のほかに安全対策にもつながります。