中古のバイク購入、どんなことに気を付けたらいいの?

中古のバイク購入、どんなことに気を付けたらいいの?

中古でバイクを買おうと思っている場合、同じ車種・年式でも、その車両状態は個体によってかなりばらつきがあるものです。

おおまかでも、どんなことに注意して愛車を決めたらいいのか、事前に知っておくことが大切です。

ポイントをまとめましたので、中古バイク購入の参考になれば幸いです。

〇ネットで調べたら、実際に販売店へ行って実物を確認しよう

中古車販売業者のサイトで探した場合でも、現車確認は確実に行うようにしましょう。ネットに写真を載せる場合は写真の見栄えが良いものを掲載するものです。実物を見なければ分からないことはたくさんあります。

気を付けたいのは、実際に車両を確認してみて気に入らなければ購入しなくてもOKなショップもあれば、

車体をほかの店舗から取り寄せた分の手間賃を請求してくるショップもあります。事前に電話などで確認しておくことをお勧めします。

「実際に見てもよくわからないかも・・・結局お店の人が教えてくれるから見なくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、

自分で実際に見て、さわって、直感的によし悪しを判断することも大変重要なポイントなのです。

〇価格に踊らされない!なぜその値段なのか理由を確かめよう

「思っていたより安く売られていてラッキー」。誰でもなるべく安いに越したことがないですが、安いなりの理由がある場合がほとんどです。

見た目はキレイでも事故歴があったり、逆に相場より高いからと言って安心して購入していいというものでもありません。

なぜその値段なのか、疑問に思うことは売り手に細かく確認し、納得できる回答が得られない場合には見送った方がいいでしょう。

〇よく聞く大手のバイク屋で買えば間違いない?

誰でも知るような大手のバイクショップだから安心というわけではありません。テレビやラジオでCMをしていた大手の中古車販売店が、昨年不正で摘発されたのは記憶に新しいところ。

逆に個人売買であっても、店主がバイクを愛しており、ゆえにしっかりと整備されて売りに出ているバイクであれば、安心して購入できます。

〇不具合があった場合など、アフターフォロー体制を確認する

店員や販売店が、しっかりとバイクの状態を詳細に説明してくれるか、万が一不具合があった際の保証はどうなのか、アフターの体制を確認してから購入を決めましょう。

信頼できる店であるかを判断することは、中古バイクそのもののチェックと同じくらい大切なポイントになります。

〇マシンのチェックポイント

走行距離

どうしても少ない方がいいと判断しがちですが、年式に合った適度な走行距離のものを選んだ方が状態がいいということは多々あります。

走行距離をメーターで確認すればOKというわけではありません。メーターは素人でも簡単に交換できてしまうものなので、信用しきらない方が無難です。

エンジンオイル漏れがないかの確認

販売店へ聞いて、エンジンチェックそのものを拒否されるような場合は、バイクどころか、そのバイクショップ自体、信用しない方がいいと言えるでしょう。

フレーム

フレームが歪んでいないか、目視してみてください。

またステアリングを左右に切ってみて、なにかひっかかりを感じたり、左右のハンドルが最大に切れる位置が異なっていたりする場合は事故歴がある場合もあります。違和感を感じたら、店員に確かめてみてください。

また、個人売買の場合は、フレームに刻印されている車体番号がしっかり読めるかも確認するようにしましょう。万が一、数字が読み取れないよう傷が付いている場合などは盗難車の可能性もあるためです。

フロントフォーク

バイクに実際に跨ってブレーキを握り、フロントフォークを沈み込ませオイル滲みがないかを確認します。またインナーパイプに点サビができている場合は、オイルシールを交換してもまたすぐに傷つきオイル漏れが発生してしまうので、購入前にしっかりと整備してもらうようにしましょう。

なお、フロントフォークに関しても事故で曲がりやすい部分なので正面や左右、上から曲がりがないかをチェックします。オイル滲みと違い、曲がっている場合はフロントフォークそのものの交換になるので注意が必要です。

ブレーキ

ブレーキ関連については交換でどうにでもなるので中古バイクを購入する際のチェック項目としては上述したものほど重要ではありませんが、制動装置は命に直結する部分なので、買ったあとすぐに交換が必要とならないようにブレーキパッドやブレーキローターの減り具合はしっかりとチェックしましょう。

減りが目立つ場合は、新品交換を値引き代わりにお願いしてみるのも一つの手です。

その他

事故歴・修理歴を必ず聞いておきましょう。

消耗品については、購入後に自分で交換できるものもたくさんあるので、交換に高額な費用が発生する部分を優先的にチェックするとよいでしょう。

初心者などよくわからない場合は、詳しい方に一緒に現車確認をしてもらうとベターです。

 

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