ぼーっとすることの大切さ《休日の過ごし方》

特にこれといった予定もなく、ひとりで過ごす時間がある休日。あなたは何をしていますか？

なんと気なしにスマホをさわってSNSを見ていたら、気が付くと1時間以上経っていた・・・。

時間を有効に、自分磨き！図書館に行ったり、ジムに行ったり。人気のカフェめぐり、習い事もはしごしているかも。

平日はできないから、掃除を細かいところまでして、食事のおかずをたくさん作り置き。

これらは確かに有意義な過ごし方であり、あるいは必要に駆られて休日もやらなければならないことが沢山！という

人も多いかもしれません。

では「ひとりで部屋でぼーっとしていた」と聞くと、どう感じますか？

「もったいない」「さびしくないの」「もっと時間を有意義に使えば？」とひとこと言いたくなるかもしれませんが

実はぼーっとする時間はとても大切なのです。

現代社会では常にたくさんの情報に囲まれていて、人の一生の情報量は平安時代の1000倍という話もあります。

街をあるけば、新しい商品や話題が、求めなくても目に耳に入り、自分が求めていないのに強制的に自分のところへ入ってきます。

家でも、何か調べようとしてスマホを出したのに、広告や知人の投稿に、思いのほか時間を奪われてしまうことも日常。

最近はタイパ重視で、音楽の前奏や映画の冒頭ですら煩わしいとカットされ、動画は1.5倍速。

常になにかに追われ頭が休まるときがとても少ないのが現代社会です。

たまにはスマホも電源を切って置いて、なにもせず、部屋でボーっとすることで、精神をリラックスさせる時間を取りましょう。

とめどないことを考えたり、なんとなく昔の事を思い出したり。

別になにも思ったりせずただボーっとしたり。

時間に身を置いて過ごすことで精神が落ち着いて、きっと自身に良い影響をあたえてくれると思います。