フィリピンは堅調な経済成長を続け、2024年の実質GDP成長率はASEANの中でベトナムに次ぐ2番目となりました。
当然、運輸業界も活発になるわけですが、フィリピンの人口が集中しているマニラは、交通渋滞がかなりの深刻と言われています。
慢性的な交通渋滞緩和の対応策として、「カラーコーディング」という規制が導入されています。 バス、6輪以下のトラックなどを対象に車輛ナンバーの末尾で走行を規制しています(図1)。自家用車は、ウィンドウタイムという時間が設けられており、10:00am~3:00pmは通行可能となります。
図1:カラーコーディング

また、マニラでは、「トラックバン」という走行規制もあります。
4.5トン以上のトラックの通行を禁止するもので、月曜~土曜日の5:00am~10:00am、5:00pm~10:00pmは通行が不可となります。
