「年始は、山でご来光を眺めたい」と、ツーリングを企画している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、そんなときには何に気を付けていけばいいのか?
なんといっても、夜間に山間を走ることになるので、とにかく寒さ対策はしっかりとしておくべき。
ここでは、真冬の夜の寒さ対策をお伝えします。
《道の凍結に注意!》
夜中に山道を走るということは、日中との寒暖差から道が凍結していることがよくあります。
特に夜間は道の状態は見えにくいので、スピードは上げず、無理なく走ることが大切です。
可能であれば、事前に冬用のタイヤに変えておくほうがよいでしょう。
《ヘルメットは密封性の高いシールドが付いたものを着用》
ヘルメットなんて防寒には関係ないのでは?と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
密封性が高いほど風が顔に入りにくいので、寒さを防いでくれます。
またシールドは曇り止めを施しておきましょう。バイク用でなくてもいいので、ネックウォーマーも着けて風の入り込みを防ぎます。
《ウェアはバイク専門のものを》
タウンユースの冬用の上着などは、袖口や襟元からの風の入り込みを防ぐことは難しいです。
寒い、空気が入って膨らみ運転に支障がある、重ね着すると動きにくい、などの支障があるので、やはりバイクに乗る時は
バイク専用のウェアを着用することが必須です。
また、今は逆に、バイク用なのに普段タウンユースとしても着用できるデザインのものもありますので、
これを機に購入を検討するもの良いでしょう。
《インナーグローブで工夫するのがお薦め》
冬用のグローブは、インナーグローブを使用する方法が操作性を損なわず、薄くて暖かくおすすめです。
《マイボトルで温かい飲み物を必ず持参!》
山道の途中に飲み物の自動販売機があるとは限らないので、面倒くさがらず、温かい飲み物を、
保温性の高いボトルに淹れて持参することをおすすめします。
ちょっとこだわったコーヒーを淹れて、ご来光を眺めながら飲む、というのもまた一興です。