この季節、なんだか肌がピリピリしたり、ごわごわしたりすること、ありませんか?
実は、春の肌トラブルにはさまざまな要因があり、普段の肌のケアだけではカバーしきれないことも。
そこで、春の肌トラブルの原因と対策について解説します。
急激に増加する紫外線
4月~梅雨前の紫外線量は、なんと残暑厳しい9月頃とほぼ同じなんです。よって、乾燥だけでなく、紫外線へのケアを重点におこなうことが大切です。
バイクに乗るときも、こまめに日焼け止めを使用したり、なるべく日陰を歩くなど。ツーリングにはもってこいの季節ではありますが、太陽にあたるときはちょっと紫外線対策を行うことも大事です。
体内に入り込みやすい黄砂
中国の乾燥した地域から、偏西風に乗って日本に運ばれてくるのが黄砂(コウサ)と呼ばれる砂塵。
黄砂には排気ガス・工場地帯から出た有害物質が含まれていて、花粉症と似た症状や肌荒れを引き起こします。
また、花粉よりも粒子が細かいため、体内の奥まで入りやすく、症状が長引くこともあるようです。
春先からこの時期は黄砂が最も飛散する時期ですので、アレルギー体質の方はなるべく外出を控えるなど対策が必要です。
環境の変化によるストレス
春は、季節の変わり目であるとともに、進学や就職など環境の変化も起こる時期です。
過度にストレスを感じると、肌のバリア機能が低下し、かゆみ・ピリピリ感・赤みなどを感じる敏感肌になってしまうことも。さらに、ストレスで自律神経やホルモンのバランスが乱れると、肌のごわつきを引き起こしてしまいます。
夜は自宅でゆったり過ごし、睡眠はしっかり取って疲れをのこさない、
休日は自分の好きなように過ごしてリフレッシュするなど、疲れやストレスをのこさないよう工夫しましょう。